こんにちは。梅雨になってコインラインドリーに久方ぶりに通いました。最近はコインラインドリー運営が流行りらしく、近所にも数件新規に出来ました。汗取りマットとかを一気に洗って乾かせるのは本当にありがたいです。
さてもうすぐ土用の丑の日で、絶滅危惧種を宣伝して食べる習慣がおかしくねという人が増えてきた今日この頃。ウナギ専門のお店がお店を休業にするニュースをみて、泣けてきました。そんな中見つけたツイートがこちら。
節約志向ではなく資源保護のためにナマズという選択肢を提示する小売りはいないのだろうか? / 土用のうなぎ 節約志向に「海外産ナマズ」 | NHKニュース https://t.co/Zr4JUM3esI
— zant (@n_wa_ta) 2017年6月29日
大手小売りのイオンが、パンガシウスというナマズを今年はかば焼きにして販売するということです。イオンさんは持続的な水産資源調達に国内で積極的な会社です。パンガシウスのページも作成されていました。
ASC認証 骨取り!皮なし!魚が苦手な方にもとっても食べやすい白身魚 パンガシウス|TOPVALU ~トップバリュはお客さまの声を商品に生かします~
- [水産業]
- [食]
- [魚]
- [うなぎ]
おいしいの。かばやきも今度食べてみます。でもここには切り身の写真しかなかった。ナマズ科なはずなんですが・・・
2017/07/01 20:12
このかば焼きが先ほどのニュースで紹介されていたものですね。このパンガシウスですが海外でも重宝されいてる魚で、養殖も盛んです。 魚類図鑑のこちらをご紹介。
チャー | 魚類 | 市場魚貝類図鑑
- [うなぎ]
パンガシウスとイオンで売られているのはこちらのナマズ。無名だけど食用として重要。
2017/07/01 20:10
イオンの場合自社で養殖しており、ASC(認証を取得しております。ASC認証はざっくりいうと養殖業におけるエコマークですね。エコマークと違うのはWWF(世界自然保護基金)から誕生しており養殖する過程のすべてが環境に配慮していることを、第三者が認証する仕組みで国際的に通用すること。トップバリューのページに認証の紹介ページがありました。サーモンもASC認証を取得されていまして、認証ポイントの図がありましたので引用します。
https://www.topvalu.net/brand/csr/ecosystem/
ちなみに通常の水産業にも同様に環境に配慮した場合の認証としてMSC認証があります。実はこのASC認証やMSC認証、リオオリンピックやロンドンオリンピックでは調達基準となっておりました。しかし、今回の東京オリンピックはこのレベルを下げて国内基準であるMELマリンエコラベルでもOKなってます。過去記事で調べたものがありますので紹介しておきます。
さて、最初に紹介したニュース、節約志向だけなら別にさんまのかば焼き缶詰とかで良かったりします。ここではウナギを食べることに疑問を持つ人が増えたのだと、私は信じてます。本当は食べたいけどね、今の状況を全く知らないままものによっては暴力団に加担するようなものだからなあ・・・でもパンガシウスおいしいです。今年はかば焼きも買ってみますね。
2017/07/02 本日デパートとかスーパーを回ってました。養殖者が見えているウナギがないわけではないので、上記の暴力団に加担を少しだけ書き換えました。専門店などで買ったり食べていただけると嬉しいし、少しだけ回数減らすだけでもいいと思います。