こんにちは。関東はついに冬になりました。でも乾燥しているので寒くても洗濯物の心配がないのが楽。寒さより洗濯物。ノーモア洗濯物。すみません、朝から片付かない洗濯物で追われてましたのでつい感情的に。
さて現在先週行われたマグロの国際会議についてが話題となっております。
マグロの国際会議で日本がフルボッコにされたようです - 勝川俊雄公式サイト
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あたりまえが通用しない自分勝手な国が日本なのかなあ・・・水産高校の子供たちが大きくなったときにマグロがいないんじゃだめなんだよおおお
2016/12/09 21:46
勝川先生がブログで詳細を掲載されてますが、ここでとりあげられたのは太平洋のクロマグロ。これについて資源がじり貧の状況なのは明確なのに、なぜかWWFジャパンとニッスイが中心となって、何もしないも同然のザル提案を日本として提案。今まではこれで通ってきたようですが、今回各国が反対して案が棄却されたと。
個人的感想はツイートした通りです。が、今回のニュース不可解な点があります。
否決された案を提出したWWFジャパンというのは世界自然保護機構というNPO団体の日本支部。WWFから派生したMarine Stewardship Council 海洋管理協議会、通称MSCという団体についてはこちらの過去記事を参照願いいます。
謎なのはMSCはずっと太平洋クロマグロの規制を強く求めてきてます。元がマダラの乱獲から保護を行うようにしたその姿勢が変わってないのに、親組織のWWFがこの提案をしたことです。もしかしたら1支部であるWWFジャパンだけに問題があるのかしら?
今回の提案については8月に「緊急ルール」を検討した詳細が、壱岐市マグロ資源を考える会のブログに掲載されています。
こちらのブログは2013年10月にマグロの資源保護にいち早く声を上げた漁業者の皆さんが立ち上げた「考える会」です。利用規約にあるように
③本会は、マグロ資源が回復すれば、その状態を維持しつつ、マグロのサイズ(ヨコワ・シビ、マグロ)に関係なく、マグロ漁ができるものと考えています。
という思いで活動されています。なにより自らクロマグロの産卵期の漁獲制限を今年7月から8月に実施したので、ニュースを見た方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの方々の情報発信はもちろん、各地で漁獲高が減少して危機感を募らせている各地の漁業団体との交流を行ってます。また、長崎の国会議員や壱岐市長など、長崎県は県全体でクロマグロの産卵期の漁獲制限を国に働きかけています。
ほんとかっこいい人たちなんですよ。だから彼らが安心して漁に出かけられるように資源回復させたいと、私も思います。
本日、システムエンジニアを一緒にしてた同僚が実は昨年から漁師になってます。というか旦那さんが漁師に転職したら結局一緒にやってるようです。本日、彼女からお歳暮に魚介類が大量に届きました☺ショウジンガニを早速先ほど味噌汁で頂きましたが、まあ濃いだしがでて美味しかったですー(^^)/
友人たちの住むあたりはカツオの漁場ですし、カツオも同様の問題を抱えてます。水産高校の子供たちがマグロはえ縄漁やったときになかなか取れないとも聞いてます。色んな人が生活しているからこそ、絶滅ではなく復活させるように動くべきだと思います。大西洋クロマグロは先に規制をしたから回復した事例で、見本があるんです。ぜひぜひルールつくりましょうよ!