こんにちは。関東南部はやっと秋の空がやってきました。こうなるとビールよりハイボールとかウイスキーがおいしくなりますね。(個人的見解です)夏が終わる前に旅行記が終われるように現在追い込みで、毎日投稿中です。じゃないと忘れちゃうから・・・
さて、前回寮の保護者会が終わって仙崎の町探索に出かけたところから。今回は仙崎を紹介するだけの回でございます。改めて仙崎について紹介すると、山口県は日本海側の長門市にあります。地図でみるとこんな地形。北を青海島に大きく守られた東に深川湾、西に仙崎湾という天然の良港です(この前でかけた神奈川県の三崎も城ケ崎に守られていて同じですね)
仙崎の街は青海島と橋でつながった突端にあります。駅で配布されている観光マップでみるとこんな感じ(横になってます)
地図左上、観光センターシーサイドスクエアでお土産を買った後番号の順で廻りました。
前回の保護者会ではシーサイドスクエアあたりに観光バスの方々も多かったのですが、今日はバスもいないし、観光客向けのイカ焼きやってた見てもなくなってます。文字通り静まり返った灼熱の昼下がり一人でママチャリをこいで1.に到着。
仙崎は天然の良港だったこともあり、第2次世界大戦後中国からの引揚げ港となりました。その記念碑がこちらに建っています。逆に中国韓国に戻る人々も多数おられたはずでこの静かな町はきっと当時喧噪に包まれていたのでしょう。この場所から北を向くと2.青海大橋が見えます。
進むと先端に到着
かなり上に橋があるのは深川湾と仙崎湾間を渡る船が多数あるためです。
青海島側は外海ですから非常に波が高く、観光船も冬はかなりの確率でこちら側の観光が中止になるところ。島自体も大きいし遠回りですしね。思ったより島との間は狭く流れも急ですが、前の日の関門海峡には負けるかなという感じ。あれはかなり危険。本当は島にもわたりたいですが「ママチャリで橋も島の中も無理」と島で研修を何度かやった息子に先ほど言われたので今回は断念。そのまま道なりに沿って進みます。
3.このまま一旦旅館「一草庵」まで道が続きます。が、肝心のみすゞ通りを通ってないので再度2まで戻り仙崎の中心、みすゞ通りへ。
仙崎は商業捕鯨の発祥地でもあります。4で見つけたのがこの「日本近代式捕鯨発祥の地」の看板です。現在の「日本水産株式会社」の発祥がこちら。最初は仙崎本社で下関が出張所扱いだったとあります。
前日下関での専門店もあったとおりクジラが身近だった地域なのですね。 そのままみすゞ通りを進みます。
通りを進みだしてやっと人に会いました。ちょうちんが飾られているのは祭りが近いらしいです。通りに山車がおかれていますが、だれもいなくていいのかな?
そのまま進むとやっと人の笑い声が。
5.こちらツタの絡まる建物がコーヒーショップ「廣田珈琲店」なのですが、横にはラーメン屋があってそこで高校生らしき男子たちがたむろってました。(ボケててすみません・・・) 仙崎で唯一といっていいおしゃれなカフェでございますが、自転車の返す時間が近くて入れず。そのまま駅に向かって進むと6.金子みすゞ記念館につきます。
もう17時で終了しておりました。こちら仙崎生まれの詩人金子みすゞを紹介する記念館。朝のみすゞ号での紙芝居を思い出して
下関&仙崎旅行記(門司もあるよ) 第4回 みすゞ潮彩号&仙崎駅のレンタル自転車 - testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録
ちょっと悲しくなりつつ駅へ。
17時15分ぎりぎりで7仙崎駅に到着です。汗だくでエキナカの観光協会に入るとお姉さんが「お疲れ様でしたー」笑顔で迎えてくれました。ここから3の旅館まで10分くらいですね。もうおなかがすいたのですが、旅館での食事を楽しみに我慢です。
自転車があれば、1時間もあれば1周できます。歩きだと2、3時間かな。電車で来た場合、青海島は駅前から路線バスもあります。路線バスは萩や秋吉秋芳洞などへもつながってますから、組み合わせて観光するのがいいかも。まあ山陰地方は車のほうが圧倒的に便利ですけどね。ということで仙崎の紹介でした。