てすてっど(testedquality)県外の水産高校受験の記録

県外の水産高校受験を記録し始めて、勝手に水産高校と水産業を応援するブログになりました。

2019/04/01 ★22013年分のHTTPs化がまだ完了しておりません。また一部サイトでhttpのみの場合、そのままリンクしております。

漁師になるには 2018年度版

先日ブログに県外受験にて水産高校を探している方からのコメントをいただきました。そのコメントにお子さんが「漁師になりたい」と書かれていましたので、改めて「漁師ってどうやってなるんだっけ」と確認したところ昔の記録と違っていたので今回「漁師になるには」と私の近辺での漁師さんになった方のお話を書いておきます。

まず漁師.comと勘違いしていたのですが、全国漁業就業者確保育成センターさん漁師むけの就労情報サイトは

http://www.ryoushi.jp/ 漁師.jpでした!すみませんでした!

漁師.jp:全国漁業就業者確保育成センター

こちらの「漁師になるために」というページをみると、具体的な手順がでています。だれでもどこでも漁ができるわけではなく、漁業権がないと商売として魚を釣ることはできないです。なので漁業権を持つことが必要になります。(よくアワビなどを勝手にとって売って捕まる人いますよね)そのために沿岸漁業の場合は各地の漁協に所属することが必須な状況。また所属してすぐにもらえるものでもないのです。

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http://www.ryoushi.jp/become/ より引用

ページにもあるとおり、各地で漁師向けの就労支援が実施されております。私が最初に知ったのは宮城県の取り組みでした。

www.ryoushi-miyagi.org

実際に知り合いで制度を利用して転職した方が2名ほどおられます。いわゆる脱サラですね。一人は会社の上司で定年を少し前倒しして転職しました。数年見習いをして漁業権を得てから、私の友人でもある奥さんも東京から遅れて移住。現在一緒に漁業に従事しています。また、子供が水産高校にいるときに一緒に県外受験された方がいたのですが、そちらは親御さんも一緒に山口に移住して、お父さんも漁師に転職したとお聞きしてます。

漁業権の問題があるため、高校卒業後すぐに漁師になる子はほとんどの場合父親の家業を継ぐ形でしょう。実際に子供の同級生は現在漁師さんとして父親の船ですでに働いているとのことです。また漁師といっても、養殖などの場合会社に就職という形になります。子供が通った山口県立大津緑洋高等学校の場合、学校から近隣のマグロ養殖場やアユの養殖場に就職先が挙げられてました。

ということで、漁師になりたい場合、水産高校に入る以外の道も十分にあります。もし県外受験が厳しい場合には地元の高校でも十分大丈夫だとは思います。商業高校で経理などが自分でできるようにする、普通高校で勉強しておくなど、自営業に向けて知識を蓄えるのもありです。ただ「少しでも魚に触れていたい」場合には水産高校がなによりだと思いますのでお子さんと改めて検討していただければと思います。

本日は漁業に従事するようになった友人にいただいたイセエビを食べました。昨年から海女さんになったのだそう。同じ年ですから50近いのですがもちろん初心者。直販をしているようで説明書をつけて送ってくれます。美味しかった。

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自然と戦うだけではなく、水産資源の非常に厳しい環境の中、漁師の方々によって私は美味しい魚を食べることができております。本当に感謝しかありません。なので、漁師の方の環境が少しでも良くなるように、そしてお子さんが自分の進路として漁師がふさわしいものであるように、できることからやってこうと思ってます。

testedqualityとはCowboy BebopというアニメのDVDボックスに描かれた造語から。多分品質検査済みって感じ。