こんにちは。まだ花粉症で苦しんでおります。黄砂やら檜やら今年はつらいので散歩も平日は避けがちに。コロナで花見もゆっくりできないのに・・・としょぼくれてましたら、ある日冷凍の宅配便が届きました。
宛名を見ると新潟にある能水商店さんから。早速中を開けるとお手紙が!!
能水商店とは
能水商店は新潟県立糸魚川市にある、新潟県立海洋高等学校卒業生たちが働くお店です。学校の同窓会が一般社団法人となり、先生だった方が社長として経営しています。まさに学校一丸となっての運営です。
前回投稿した際「最後の一滴メンバーズ」というお店応援メニューを知ったのですが、その後申し込みをしたのです。
最後の一滴メンバーズとは
糸魚川市水産資源活動支援事業を支援する会員の集まりです。紹介サイトはPDFとなっています。
https://www.nousui-shop.com/home/pdf/members2020.pdf
年会費を支払うと製品購入時の割引と定期的なお手紙が届きます。また会費によってプレゼントが届きます。昨年度は5,000円コースに申し込んでいましたので、年度末に商品が届いたんですね。頂いたのは以下の4製品
- いくらの親子漬け(100g)
- 最後の一滴仕込み かじき昆布〆
- にぎす干物(12尾入り)
- 佐渡荒海サーモン中骨あらほぐし
わー盛りだくさん!!!中骨あらほぐしは大好物で缶詰で何度か注文していましたが、あとは初めてのものばかりです。
いくらの親子漬けですが、「親子」とあるのは看板商品の鮭から作った魚醤でいくらを漬けているから。北海道でよく見る鮭の身が入ってるわけではありません。これが美味しかったです。朝ごはんに贅沢してしまいました。オンラインでは400g入りもあるみたいなので今度はそちらを買う予定です。
農林漁業の6次産業化
いつも能水商店さんの活動を見ていると「水産業の6次産業化を地域全体で推進している見本だ」とよく思います。この「6次産業化」という言葉、皆様ご存じでしょうか?
農林水産省のHPに言葉が定義されておりまして、近年の農林水産省、ひいては全国の農村漁村での大きなテーマとなっています。
農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組です。これにより農山漁村の所得の向上や雇用の確保を目指しています。
HP上は上記のように「6次産業化」の言葉が定義されています。漁業単体ではどうしても所得や雇用確保が難しいことが多い各地で、製品の製造販売を実施していることは「道の駅」などで多くの方が目にしていると思います。ただ品物を売るだけではなくて、製造もおこなうことで雇用が増えることが大事な役割なんですね。
ただ、昨年からのコロナ禍で旅行者が来ない各地は、6次化の進め方を再検討した1年だったと思います。能水商店さんも同様だったようで、例年だと生徒さんたちが全国各地に出張販売されていたのですが、今年度は県内のみであとはオンラインでの販売だったそうです。(下記は先ほどのお手紙の裏側)
今年度も1度埼玉県に来てくれたのですが、2時間くらいかかる場所で出かけられなかったのですよね。
ということで、これからも私は能水商店さんを応援するのです。2021年度の申し込みは4月中旬からとのことです。Twitterもありますんで、ぜひ皆様応援してください!
ありがとー😆 第7期会員募集は今月中旬から始めるよ📣 https://t.co/kvgI7fGX5R
— 一滴ちゃん@能水商店 (@nousui_shouten) 2021年4月1日