こんにちは。関東が一気に秋の天気となってきました。今年の台風で被害を受けた方が多いので、できる限り寄付とかやってます。本当はボランティアに行ければいいんですが、できない分だけお金だけでも。
さて、現在我が家には中学生がいます。その子が最近生き物や食べ物を作る職業に興味を持ってます。そこで進路を考えるために一度山ほど生き物や食べ物の勉強している方々を見に行くことに。それが東京海洋大学。いままで水産高校からの進学先として取り上げたことはありますが、実際に行ったことないことに気づいたので、思い切って出かけてみました。
東京海洋大学はこのブログで一番アクセスがある記事、最近ニュースでも出てくる「英語検定の資格がないと入学試験が受けられない大学」の先駆けです。センター試験に先駆けて2017年度の試験より英語資格取得を入試の条件としております。
東京海洋大学の学祭は食べものが強すぎる
さて。JR山手線品川駅から歩いて10分。東京大学といい歴史ある大学は便利な場所にあるのです。幸い当日は良い天気。ほぼ一直線で到着します。
さて人も多くあっという間に到着。入り口には看板とマグロの頭。
最初の出店は、なんと新潟県立海洋高等学校。大学以外にも全国から出店してるのが特徴。学祭とは?と思いつつ早速買い物。
最後の一滴シリーズも健在。子供は悩んだ末にポン酢「うおぽん」を購入。かなり上品なお味でいいのですよ。
そのすぐ先には「くじら汁」学祭でクジラ出すのはここか水産大学校くらいなんでは?
子供が強く望んだので並ぶことにしたもののまだ30分以上あるんで、横の鯨博物館を見ることに。日本最大の鯨の骨格標本が店の横にありました。
素晴らしい。
これがいつも見られる環境ってだけで100点。あとびっくりしたのはセミクジラの歯。ずっとバイオリンの弦に使われているから糸のイメージだったんです。しかし実物は塊でした。ほぐすんですね。
実はこの日はさかなクンさんのステージがあるため、子供連れで大混雑。博物館も熱気であふれてました。これだけ子供を興奮させるさかなクン最高にヒーローだな。
さて出てきたらちょうど列ができ始めてたので並んでやっとゲットしたのがこちら。なんとお値段300円。くじら汁でございます。
畝が沢山入ってます。実家は福岡で父親がよく鯨食べてました。脂身部分をうねとか鯨ベーコンっていうんですよ。それが細切れで入ってます。子供は生まれて初めて食べる鯨。広い学内は座る場所が多くて緑が多い。ここ超一等地なはずですが最高に心地よい。
さて食べた子供・・・目が°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°しております。「美味しいい!!!」そうかいそうかい。
そして鯨以外も圧倒的に食べ物が強かったです。学祭でここまで「美味しいものを売ること」に力が入っているのはいいよね。まずは学校の売店。
それから浜焼き。ここは海の家かと思うラインナップ。
小笠原諸島では郷土料理とか。売り切れだったのであきらめたウミガメ。店前は大変いい香り。
そして前日ツイッターで話題となっていた「ダイオウグソクムシ」の串焼き。こちらも売り切れだったんですが、大変いい香り。本当にこの学祭はいい香りすぎる。子供が歩くそばからサーターアンダギー買ってるし。
でも見本で実物は見れました。シャコっていわれたら普通に食べるよこれ。
あと山口は宇部からの出展発見。思わず試食美味しくて買いました。
まあここまで買い物して入り口から一番遠く離れると、そこには大学のシンボル「雲鷹丸」
横を通る東京モノレールから見えるので、ずっと間近でみたかったんです。
なんと1909年竣工。111歳ですよ!
ああ、かっこいいなあ。岩崎弥太郎が作った学校。頭のなかは龍馬伝のテーマです。
写真が多くなったので、明日も続き書きます。
最後にお知らせです。現在新潟県立海洋高等学校の先生が立ち上げた会社、能水商店が現在クラウドファンディングを実施中です。最初に出てきた「最後の一滴」「うおぽん」含め生徒さんが作った製品が手に入ります。ぜひ応援よろしくお願い致します。