こんにちは。はてなブログの見たまま入力が文字を打てなくなってびっくりしております。多分Windows8.1RTだからなの。ちょっとひどいので早く治してくださいな。
さて前回水産高校紹介を終えたので大学に行く予定でしたが、今回は、酒を飲みながらみてたTVから一つ。
「未来シアター」という日本テレビ系の番組を視聴しておりました。
その中で「魚コンシェルジュ」という肩書をもつ長谷川大樹さんという方が紹介されておりました。
長谷川さんは、魚好きが高じて大学途中で休学→漁師に弟子入り、そのあと就職したものの魚が好きで「コンシェルジュ」として活動を始めた方だそうです。
※「BACKNUMBER」という右側のリンク画像からみてね
その方の行動がちょっとすごかった
魚コンシェルジュ、未利用魚、聞いたことない言葉。日テレ未来シアターにて。
— てすてっど(testedquality) (@testedquality) 2014年5月16日
金目鯛もマグロも昔は捨てていた魚。ぬたうなぎはおいしいんだ!それはしらなんだ。
— てすてっど(testedquality) (@testedquality) 2014年5月16日
すげー釣ったらすぐ試食してる。もちろん何度も体やられたらしい( ゚Д゚)
— てすてっど(testedquality) (@testedquality) 2014年5月16日
人気はほしえい。長谷川さん(魚コンシェルジュ)が見出して価値がでた魚。大人気で肝がおいしいんだって。
— てすてっど(testedquality) (@testedquality) 2014年5月16日
酒と合わさってツイートが驚きの嵐です。
だいたい「未利用魚」ってと思いましたが、たしかに江戸時代まぐろは大トロ部分は捨てるもの、安い魚として「ネギま鍋」ができたくらいです。
放送では金目鯛も昔は捨ててましたって話をしてました。いつおいしいってわかったんだろう。どっちも油のおいしさだから肉食が普及してからかなあ。
それで見てたら、この方すごいのよ。釣ったそばから試食してました。まだ針から離す前にちぎってるの(´・ω・`)。そんで「水っぽい」って一言。普通はし・な・い!通常食べない魚だから毒の可能性だってある。けど釣ってみてる前でいきない魚ちぎって食べた!
ふぐみたいな魚だったらどうすんのよー(´・ω・`)と心配しちゃいますよね。
しかし、多分こんな方が昔から大勢いてその屍ののちに「ふぐ」のさばき方が確立したのだと思いましたよ。
で、その方が発見していま料亭などに人気なのが「ホシエイ」だそうです。
アカエイより劣るとWikipediaでは書かれているけどたぶんそれは身の部分。料亭などでは「肝」や身を使った料理で大人気だといってました。
日本は特定の魚に人気が集中しており、魚の消費量をみるとその傾向がはっきりしてます。
昔は食べ方まで魚屋さんで教わってましたが、今は自分で本をみるとか、ねっとで調べるだもんねえ。この前のホタテの稚貝とかみたいに習わないとわかんないもんなあ・・・
こんにちは。本日ほたての稚貝を初めて食べました。近所の魚屋に青森むつから養殖業者さんが自ら試食を行っておられました。何度か売っているのを見たことはありましたが、...
そして集中している人気の魚は、漁獲量が急減していても、稚魚などを取り続けております。
それは魚の値段が下がっているからと言われていますが、世界でみれば日本だけで、ヨーロッパや北米では魚は儲かる。
早く資源管理と漁獲高割り当て方式の導入をしないといけないと訴えておられるのは、勝川俊雄先生が有名ですが、なにより各地の漁業従事者団体からの訴えが全国的に広まりつつあります。このあたりの検討を行っている水産省の会議が先月から開催されており、傍聴者が水産省の予想を上回り注目を浴びております。
水産庁・資源管理のあり方検討会 世界から取り残される日本の漁業 いまだに続く資源管理への自画自賛 WEDGE Infinity(ウェッジ)
人間は他の命を頂かないと生きていけないので、必要な分だけ食べるってのは使命だと思うんです。じゃないと自分が生きていけない。
それを忘れた方針を取っている日本の漁業を、早く変えないといけないと、番組を見ながら思いました。
ということで、まずは包丁を研ぎ直しをしよっと(/ω\)