皆様こんにちは。高気圧がんばれよ!というくらい前線が本州に停滞して豪雨を降らせておりますが、皆様大丈夫ですか?私は雷が目の前に落ちて以来、夕立や豪雨が嫌いです。ほんと子供たちが小さい頃の夕立は青ざめて迎えに来るので保育園で有名でした。雷って落ちると地面がゆれて体が持ち上がるんですよね・・・・ほんとに雷の予兆があったら無理はしないでくださいね。
さて今回からは予告通り、水産高校1年生である子供の個人面談を兼ねた山口への旅行記を開始いたします。訪問したのは「山口県立大津緑洋高校 水産校舎」ブログでは何度も紹介してきましたが、改めまして場所はこちらとなります。
高校は山口県は北部の長門市の一つ横、仙崎にあります。出かけましたのが2013/07/27から7/28、宿泊先は足を延ばして萩にしました。ちょうど先日山口島根で発生した豪雨の日に滞在することとなりました。
山口・島根豪雨、200人なお避難生活 : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/rmg5Oe79Hr 被害状況が一番わかりやすい図。この一帯車かバス以外移動できない場所になってます。同時に道路も寸断ですので・・・
— testedquality (@testedquality) 2013, 7月 31
そのため個人面談や観光だけではなく、豪雨の体験などで考えることがいろいろありましたので旅行記として今後数回にわけて書いていきます。
さて、1日目の予定は自宅埼玉より福岡経由での長門市仙崎の学校までと、移動が長丁場となりました。福岡を経由するのは両親と子供の交換作業があるから。下の子供を預けて、上の子供と一緒に三者面談に出るためです。
・・・・・いや、上の子供が夏休みだからとじいちゃんちに遊びにいってたんですよ。三者面談で別々に福岡から戻るのも変なんで、連れて二人旅となりました。逆に下の子供は「じいちゃんばあちゃんと一緒がいい!!」ということで福岡で待つことに。まあ、仕方ありません。じいちゃん喜んでいるしね。
今回は夏休みなこともあるので「青春18きっぷでいこうかなあ」と考えたのですが、時刻表とにらめっこした結果、どうやっても個人面談の時間に学校に間に合わないことが判明(ー_ー)!!だめじゃん。隣の県なんだけどな! せっかくなので初体験の特急ソニックをいれての路線を選択。しかし、下関や厚狭など山陽本線は1時間に3,4本ありますので問題がないんですが、それ以降、美祢線山陰線の本数の少なさは大変です。バスもあるけど時間も読めないし、遠距離の価格が電車の約2倍とか3倍。山陰地方のお年寄りとか若者とか車乗れない人はつらいよねえ!!と時刻表をみながらちょっと腹立たしい感じ。
結局、福岡空港から地下鉄で博多駅→特急ソニックで小倉→鹿児島本線で下関→山陽線で厚狭→美祢線で長門市→タクシーで学校 の計6つの乗継。人が疎らな特急ソニックは50分程度かかるので、早速ビールを開けつつ(*^_^*)真っ黒い子供と三者面談にむけての話なんぞを始めました。
座っているのに、しゃべろうと振り向くと顔がみえづらい。2月くらいでこんなになるもんなの?遠泳がきいたのか?。斜め上を見つつ話をします。
「学校から成績とどいたよ」「ちょっと上がった」「みたみた」
「マリンバイオコースでいいんだよね」「そのつもり」
「進学すんの?」「うん」「大学行くんだ」「うん」
「じゃあ進学コースだね。もっと勉強せんといった後がつらかよ」「うん」
「わかった。じゃあきまりで」
・・・終了。入学前の希望と変わらないので話すことも確認だけになりました。
現在、大津緑洋高校の水産コースには「海洋技術科」と「海洋科学科」があります。子供は「海洋科学科」です。各学科のシラバスは高校のHP(http://www.ohtsuryokuyou-h.ysn21.jp/)の入学案内リーフレット(http://www.ohtsuryokuyou-h.ysn21.jp/ohtsuryokuyou_leaflet.pdf)の5Pに詳細があります。平成23年度版ですが25年度現在変更ありません。
こちらにあるとおり「海洋技術科」は2年生になると航海コース(船の運転および乗組員資格を取得するコース)と機関コース(船の運転および整備資格を取得するコース)に分かれます。一方「海洋科学科」は2年生になるとマリンバイオコース(水産栽培技術の取得と研究)とマリンフード(水産加工技術の取得と研究)さらに進学コースが設けられていて希望によって分かれます。水産高校からの大学進学については過去記事(http://testedquality.hatenablog.com/entry/2013/07/20/010821)を読まれた方もいるかと思いますが、水産高校からの大学進学は、入学した後も勉学で大変となるので親としては勉強嫌いでやってけるのかと疑わしい点もありますが、やるというからには応援するしかありません。我が家のモットーは「やりたいならやればぁ」なのです。
ソニックからどんぶらこっこと乗り換えをつづけ、本日11個目乗り物のタクシーを降りて午後2時50分、無事に子供の寮に到着。寮生むけの保護者会が3時からでしたのでぎりぎりセーフ。続けて個人面談となりました。
まだまだ続きます。写真は美祢線の料金表。1両ワンマンカーで無人駅がほとんどのため、料金は中で払います。茶色は山陰本線で青が美祢線の部分です。