こんにちは。梅雨が明けたらあっという間に熱くなりまして、それだけでも嫌なんすが今日は風がなくて光化学スモッグ注意報まで出てしまいました。出ると水泳とかそとあそびが中止になってしまうので、結構子供はつらいんですよね。今年はまだ関東水が足りているんでせめて水泳だけでもさせてあげたいなあ。
さて、水産高校の1学期があっという間に終わりましてもう夏休みの帰省スケジュールなんぞを子供と打ち合わせする時期になりました。部活もやっているんですが、1年生はまだゆっくりとしたスケジュールですね。ところが、2年生以降は無理そうな感じが、1学期にいただいたお手紙にありました。それが、水産高校でよくHPに記載されている『資格』の取得に関係してきます。
1学期に送られてきた配布物に「試験資格案内」という親向け資料がありました。この資料は下記を簡略にまとめた、生徒向け卒業までの手引きです。
◆この資格を持っていると
- どんな有利な点があるか
- どんなことができるか
◆この資格をとるには、どうしたらよいか
- どんな講習が、いつ頃、どこで、何日くらいあるのか
- どんな試験が、いつ頃、あるのか。
◆この資格を取るには、費用はどれくらい、かかるか
- 講習がある場合、どのくらい、かかるのか
- 受講料は、どれくらい、かかるのか
をまとめたもの。これをみながら子供と何をいつ受けるのか、3年間の計画を決めて講習を受けさせることになります。単位ではないですから、卒業には関係ないです。が、水産高校としては就職には絶対条件!!
で、今回年間スケジュールをふくめて上記すべてが掲載されております。
いやー、設定されている資格は全部で20種類。
受験対象として書いている学年は、海洋科学科の場合(複数学年指定は別々でカウント)
1年生で受験必須・・・3 希望して受験・・・2
2年生で受験必須・・・3 希望して受験・・・17
3年生で受験必須・・・4 希望して受験・・・12
これらを通常の定期考査、乗船実習はもちろん部活をしながらこなしていくのです。授業でも準備しますし、補講もありますが、基本試験勉強は各自でとなるようですね。
合格率や費用なども添付されていまして、親は受験費用や講習費用を事前に把握可能です。
ポイントは「学校が養成施設になっているため取得できる資格」は講習を授業で賄うため、ほとんど費用が掛からない点。船員系である海技士や内燃機関海技士が取得できます。海洋科学科の資源管理コースだと一級小型船舶操縦士が経費のみで取得できます。(やく1万円)
海洋科学科の食品コースの場合、2級小型船舶操縦士を講習を受けることで受験可能ですが、そのときの費用は約13万円(講習学割があるでそうです)
多い子は10個以上資格を取得するそうです。これにより、即戦力として就職に有利に働くことになります。
いやあ、結構水産高校勉強するよ、ってことです。これ結構重要!ほんと普通高校以上に勉強するんです。