testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録

県外の水産高校受験を記録し始めて、勝手に水産高校と水産業を応援するブログになりました。

NHKの本気 クローズアップ現代+“白いダイヤ“ウナギ密輸ルートを追え!を見た

12月になりました。お久しぶりです。先日星野源のオールナイトニッポンで星野源が「最近自分のなかでキリンジリバイバルがきてるので」とキリンジしばりの選曲をしておりました。それ聞いたら伝染しまして、今週通勤時間のBGMキリンジだらけです。アルバム1つしか携帯に入れてなかったのでSpotifyで聞いて満足!Spotifyほんといいですよ。

さて今日は12月1日に放送されたNHK総合「クローズアップ現代+」を紹介します。

www.nhk.or.jp

タイトルは「白いダイヤウナギ密輸ルートを追え!」ウナギについてはこのブログでも何度か紹介してきました。ウナギはWWFからパンダやトキ同様絶滅危惧種指定をうけた生物であるのですが、一方で日本人の好物でもあります。そしてこの2年で1000円台が用意されてた鰻屋でのかば焼きはすでに3000円台でも安い状況という高騰ぶり。

その理由としてはウナギの稚魚が激減で高騰しているから。まだ稚魚からしか養殖できないため、稚魚が重要なのです。しかしすでにヨーロッパではウナギが輸出禁止(日本人が食べて激減)これより稚魚はアジア各国で高値取引される対象となり、そこに裏社会が入り込むようになりました。

しかしニュースなどでは取り上げることもなく、新聞雑誌での記事は掲載した直後に削除される状況。最近私もブログで取り上げたこちらを参照してください。 

testedquality.hatenablog.com

 特定雑誌しかうなぎの不透明取引を扱ってきませんでしたが、今回NHKが番組で取り上げることについて、フリーライターでこの問題を追っかけてきた鈴木智彦さんがリアルタイムでツイートをしていました。

私今回は鈴木さんの解説付きでリアルタイム視聴をしました。TVを見ていない方は上の番組HPにある概要を見ていただくだけでも内容は伝わるかと思います。できればNHKオンデマンドを見ていただけると嬉しい。ここでは番組を見ながらの解説ツイートを並べます。解説にはさかなクンさんが出てきました。これは意外。今までこのような批判となる番組では出てくることがない方でした。ところどころで解説でダジャレを挟んでくれるのですが、これがなかったらつらい映像が続きます。

最初に出てきたのは稚魚を買い付ける国内の業者。稚魚は香港から来ている。ただ稚魚は香港では採れない。じゃどうしているのか?

シラスが一匹600円!半年で成魚になるのだそうですが、絶対全部育つはずがない。

ウナギの原産地はDNA調査でわかるのだとか。そして輸出禁止のヨーロッパウナギについても国内の売り場でこの数年見つかっています。

つまり2007年以降下記のような状態になったことが判明。

この映像をみてた私のTLではこのような感想が

番組はあっという間に終わったと感じる充実度。さかなクンさんと一緒にでてた黒瀬総一郎記者は、さかなクンさんと長年のうなぎ仲間として紹介されました。

黒瀬記者:どれだけの量が関わっているか、全体像は分からないんですけれども、私たちが口にしている可能性はあります。

この黒瀬記者のコメントに鈴木さんがツイート。

半分以上はこの密輸でのウナギ。先ほど番組内での輸出統計情報やDNAの調査から裏付けできる状況。それを土用の丑の日に一気に日本人が食べているわけです。こんなシリアスな状況ですがそれを認めていない水産庁などの公式見解からすると、NHKとしては黒瀬記者のコメントがぎりぎりなのでしょう。また水産系やスーパーなどがスポンサーの民放では絶対できない内容です。これにさかなクンさんが乱獲への危惧を告げつつダジャレを挟み続けます。番組ページでわかるこのダジャレがね、番組見てる間はほんと救いだったくらいのシリアスな内容でした。

 非常に良い番組でした。水産庁の「漁獲制限など必要ない」という見解に真っ向から反論してました。まとまりはないですが、こんな状況だと前回書いた外圧に近い流れに頼ってでも変えることが必要だと心から思いました。

本当にいい番組でした。ありがとうございました。

testedqualityとはCowboy BebopというアニメのDVDボックスに描かれた造語から。多分品質検査済みって感じ。