こんにちは。最近にしては珍しくブログを連投いたします。各地の水産高校のブログやツイートみててにやにやしていたのですが、そんな中届いたメールでちょっと考えたので。
私企業勤めでして他社動向などの調査などもあるので日経の記事も読んでます。そこでダイレクトメールが日経さんから届くわけですが、そんな中に珍しい「魚」の文字が。
築地から豊洲への移転は本日だった記念すべき日に届いたのは、小池都知事が基調講演を行う水産業のシンポジウムへのお誘いメールでした。
この記事に出てくるのは今までこのブログでも紹介した団体や個人の方々。最近紹介したばかりのイオンも出てきます。まさに先月書いたブログの登場団体ばかりです。
正直このメールみて、日本の水産業はこのまま海外から市場を奪われてしまうのかもしんないって、落ち込んでしまったのですよ。
こんなシンポジウムを無料で開く価値があるのはどのあたりか?って考えるとですね、このまま水産資源保護を行わず魚が採れなくなる一人負けのままの日本は、その分安くて大きくてうまい海外からの水産物で国内水産物市場がこれまで以上に占めることが可能。つまり設けられるというシナリオを描いている人たちが海外にたくさんいるわけです。それも非常に全うな意見、水産物の資源保護を訴える形で。
そして日本人はだれよりもおいしいものに弱い。金を出すでしょって足元みられてるわけです。
経済人からどのように今の日本人が、水産業が見られているか、わかるように示した日経ありがとう。ただ、どう考えてもここに出てくる人たちの意見のほうが正しいのでぐうの音も出ないわけです。
が、くやしくないですかああ!!!日本国内で国がルール作って自制させればいいことができてないだけなんすよ!!
自主管理すらままならないのか?水産省が率先してやれないのか?って考えるだけっで悔しい。日本の将来を考えるとこのシンポジウムをきっかけに海外のルールが入ったほうがいいのかもしれないと思わなくはないんです。が、自分たちで制御しようと各地の漁業組合が立ち上がってきていることも知ってます。
だからこそ、どちらにもいい方向に行ってほしい。壱岐や室戸の人たちが生活できるような水産業でないと、水産高校の生徒たちが未来を持てないとおもうのです。ぜひ国内の水産業にも早めに個別割り当てなどの水産資源保護を行って海外水産物との競争力確保を行っていただきたいと、強く強く思った次第です。