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testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録

県外の水産高校受験を記録し始めて、勝手に水産高校と水産業を応援するブログになりました。

「好きを仕事に」と「いやじゃないことを仕事に」の間で

こんるろ剣。先にお伝えすると今回は全く水産系の話ではありません。週末の出来事から「好きを仕事に」をテーマに書きます。

実は家の近所にあります映画館で現在公開中の「るろうに剣心-京都大火編&伝説の最後編」の監督である大友啓史監督のトークショーがありまして参加してまいりました。

簡単に大友監督をご紹介いたしますと、大友監督は4年前までNHKに所属されていて「ちゅらさん」「白洲次郎」「ハゲタカ」「龍馬伝」などのヒットドラマを手掛け、NHKをやめて独立された後は「るろうに剣心」の3部作、および「プラチナデータ」というヒット作連発されている監督さんであります。
我が家は「龍馬伝」から入りまして当時は主人がいい顔しなかったのですが(福山雅治に興味を持ったのが気に入らなかった模様)今や家族で何度目からの再放送を見るように。
そして「るろうに剣心」は原作も映画も大好きなのです!もちろんアニメもね。

他の家族のスケジュールが合わず、羨ましがられつつ一人での参加。実は一人で映画をみること自体、結婚後20年1回しかありません。嬉しくてしょうがない。先に3部作の最終になる「伝説の最後編」を鑑賞。アドレナリン全開になったままでトークショー開始です。

映画館自体こじんまりとしたところですので、監督とまるで大学の小さな教室での授業のようです。で、監督が非常に話うまくて大盛り上がりしていたのですが、そんな中、横におられた綺麗な方がですね私、気になりまして。ずっと細かくメモを取り続けておられるんですよ。最初に「録画などはご遠慮ください」と言われてますからカメラや録音は無理ですが、それにしても筆記量半端ない。B5くらいのノートにずっと記録し続けてます。それも笑顔で。にっこにこしながらメモされている。他の方の質問なども活発で約1時間、次の上演時間ぎりぎりまで監督は質問に答えてくださいました。その美人さんも途中出演俳優さんに関する質問をされていましたが、それ以外はずっとメモをされておられました。

正直トークショーでの監督の熱量が、るろ剣を見た時に感じる狂気に近いアクションを思い出させるもので、こんな監督さんだからあの作品作れるのだなと納得してしまうのです。それから驚いたのは自ら2chとかの批判は散々見ておられるようで『「十本刀がほとんど話に加わらない点」や「牙突がシャンデリアにいっちゃった」とか言われてますが』と話をしだし( ゚Д゚) そのうえで脚本を作成するにあたっての検討事項などを話していただきました。
でも一番残ったのは「俺この戦い見たい!この組み合わせ見たい!って思い入れがあるシーンがある」ってところ。「そんな映画みたいんだよー!」って思いが全開。何より自分が見たい映画があって作ってるのが分かる。楽しそうに話す様子が一番印象に残りました。

サインまで頂いたので大満足したのですが、驚いたのは翌日です。このブログを書きだして色々検索していたところ、あのメモしていた方と思われるツイートを発見。
なんと漫画家さんでしたよ!ツイートのためだけの漫画が掲載されておりました。

・・・「好きを仕事に」ってコピーがありましたが、好きを仕事にするには努力が一緒にあるんだよって、子供に伝えたくなりました。
子供は2年の2学期ですので、高卒で就職する場合には就職先、大学なら学校を検討する時期です。一度じいちゃんの話を書いた記事、実は私のブログ全体でもなぜかベスト10に入る人気。どうやら検索語を見ると「やりたいこと やったほうがいい」という言葉。
検索に悩みが直接入力されている模様。

やりたいことは自分の全力でやったほうがいいという話 - testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録

子供の3者面談で「何になりたいの?」と言われると思いつかなくて「うーん」とか唸るだけ。そのあと先生が大概「やりたいこととか、好きなことないの?」とか聞かれますよね。

大友監督含めるろ剣制作に携わった方は、きっと好きだから努力や作業や鍛錬や準備を怠らずやった結果があの映画になったのでしょう。漫画でツイートされたのも、勿論自分の宣伝のためでもあるけれど、面白かったからメモを取って描きたくて描いたのです。
「好きを仕事に」って言葉が結構いま就職を含め子供たちには普通の条件になってますが、就職時に「好きを仕事に選ぶ覚悟」については、なかなか学校では教えてくれない。

20年働いた職業婦人としては、正直好きなことだけやる仕事はないなと思います。好きなことを仕事にして一生懸命やるほど規模が大きくなって、その周りにある好きじゃないこともやらざるを得なくなります。大友監督は「文芸作品とか作りたいけど、独立して会社やっていかないといけないので」と言われましたし、そのあとラジオに出演されていた際に「1作目が当たらないと、2作目以降作れない条件だった」ことを否定されておられませんでした。
売れないと、そのあと思っている作品作れない。そのプレッシャーをもって作品を作るってことを仕事にされてるのですね。きを仕事にされている方はそのような覚悟をされている気がします。


「じゃあ、好きを仕事にしちゃいけないのー?」「好きなこと思いつかないんだけど、何を仕事にすればいいのさ!」って思う方もいますかね? 
私としては一度「どうしても出来ないってことを並べてみる」ってのがいいかと。誰でも「好き」が決まっているわけではないけどなぜか「きらいなこと」ってのは決まってるからなー。特に若者はいやだってすぐ言うじゃん。大人も良くいうけどね。

でも「いやじゃない」ってことの中に「好きになれそうなこと」があるのだと思います。最初から好きじゃなくていいのですよ。ほんとに。