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testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録

県外の水産高校受験を記録し始めて、勝手に水産高校と水産業を応援するブログになりました。

現在の水産高校や水産業ってどんなところなのさ? 政府統計データで調べてみる その2

 こんにちは。昨日子供あての郵便物が届いたのですが、中身が分からず空けて確認したところなんと「卒業アルバム」が届きました。すっかり忘れていましたが4カ月もかかるんですか・・・・そして本人より先にアルバムを見ました。が、写真の子供がすっかりいまと違うため、私以外の家族が見つけられないという事態が発生(~_~メ)まあ幼い感じが残った写真は親としては感慨深いもんです。さっそく送りましたので寮のみなさんと楽しんでくださいな。

 

さて前回「現在の水産高校や水産業ってどんなところなのさ? 政府統計データで調べてみる その1」ってことでe-statから統計データにて水産高校の学科数や人数を調べました。今回は水産業というのがどのような構造をもっているのかをe-statから調べてみます。

まずは政府統計データe-stat の検索条件に「水産業」にて検索すると74種類の統計が該当。普通に国勢調査などの職種でもいいのでしょうが、水産業だけに絞り込んだデータを見てみたいですので、絞り込み条件に「統計分野」-「農林水産業」-「水産業」にチェックをつけて絞り込み。すると 6つの統計情報がでてきました。

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  1.  漁業生産額 [5]   
  2. 漁業センサス [108]   
  3. 漁業就業動向調査 [4]  
  4. 海面漁業生産統計 [8]    
  5. 水産物流通調査 [7]    
  6. 水産業協同組合年次報告 [170] 

今回知りたいのは職業としての水産業ですので、3の「漁業就業動向調査 」がよさげです。ただ平成24年度のリンクをクリックすると利用者のためにというPDFのみ。データが見当たらないので、関連情報というボタンを押してみます。すると「調査の説明」として作成省庁へのリンクがあります。

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ここから一度農林水産省へ飛ぶと、平成25年3月26日に公表されたデータがあることがわかりました。

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さらにe-statへのリンクもありました。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001110164 ですね。大量の統計表が見つかりました。

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ただ、統計のタイトルにある「自営漁業のみ 」「漁業雇われ」とかよくわかりません。先に「利用者のために」をみて用語の説明を確認してから見てみました。正直用語すら面白いです。

見るべきデータが多いのですが、まずは総括表をみましょう。ここでは漁業に携わる人を示す「世帯員数」の経過に注目。上下に並んでいる表を横に並べてみましょう。「個人経営体出身」は個人で漁業を自営する方や船に乗り込んで船乗員として働いている方、漁業作業を手伝う家族、および家族同然のかた。平成14年から平成24年までずっと就業人口が減っています。(△はマイナスを示します。毎年マイナスだってことです) 最終的に10年間で203,350人 比率56%まで減っていることがわかります。実際には平成22年、平成23年は宮城岩手福島の3件についてはデータに含まれていませんが平成24年に増えているわけでもありません。

また総括表累積は昭和36年からの世帯員数がありますが、平成元年で738690人ですから、平成に入ってからすでに1/3までに漁業就業者が減っているってことですね。

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対前年比をみると、震災前も毎年減っていますので、震災の影響というわけではないこともわかります。

ではなぜなのか?各水産高校のHPでは水産業に関わる人々の高年齢化による就業者減少を訴えられていたところが多かったのですが、実際にそうなのか?ということで年齢別の構成比データを確認しましょう。

「男女別・年齢区分別漁業就業者数(全国)」を開くと年齢構成比が出てきます。

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 うーむ。男性には年齢構成ごとがあるのに女性にはないのかあ・・。あとなぜか60歳以上と65歳以上が分かれている。(きっとここに作成者の意図があるのでしょうが・・・この並びに書いてはいけない)これではわかりづらいのでまず60歳以上の表にしてみます。ついでに平成24年度の構成比を%で追加してみました。

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ああああああ 39歳以下で15%しかいないんですねえ!!!

60歳以上男性が43% 女性が男性とおなじ年齢構成比だとすれば、全体で60歳以上が50%を超えるのは確実です。グラフにもしてみました。

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 「平成24年3月31日住民基本台帳年齢別人口(都道府県別)」もe-statから取得できますんで、上記のグラフと同じ年齢軸で平成24年の人口構成比とってみましょう。

15歳以上の人口が 142,738,043 人(1億4273万8043人)です。これらの構成比をグラフにすると下記のようになります。

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日本国内は、39歳以下で50%近くいるんです。

上下で比較すると水産業がかなり高齢者に偏った就業者構成になっていることがはっきりとしました。

でも水産高校で勉強する高校生の割合は、進学割合に増減がなかったはず。ということは、普通高校からとか大学からの就業者が今まではきていて、どんどん減っている可能性が高いです。どのように就職する人が水産業ではおおかったのかな?

うーむ、このあたりは統計でわかるデータがあるかなあ??本などを読んだほうが早いかもしんない。

ということで、今回はe-statにて

水産業は超高齢化産業

という結論になりました。