testedqualityの(県外の水産高校受験)の記録

県外の水産高校受験を記録し始めて、勝手に水産高校と水産業を応援するブログになりました。

いける水産高校を探すアゲイン その3 今の水産高校を垣間見た

このブログのアクセス解析を初めてみたのですが、検索サイトからこのサイトにたどりついた方がこの数日で出てきました。検索された方に役立つかわかりませんが、こんな人もいるって思ってもらえたら嬉しいです。

 

さて、約束の時間に山口県立大津緑洋高校に子供と二人で伺いました。いや、水産高校ってこんなにきれいなもんなの?正門からごみひとつないのです。モニュメントの横を通って玄関へ。いや公立の中では、今まで見た中で有数の整理整頓ぶり。高校生だから?いやそんなことはないです。 実習船の模型が飾られた受付を通って応接室にて待つこと数分。教頭先生と主任の先生がいらっしゃいました。

午後は卒業生のうち事故にて亡くなった方の追悼式があるので、それまでの時間でご案内しますと先生方はおっしゃいました。正門近くの大きな塔は、海で亡くなった方々の慰霊碑だったのでした。高校は昭和30年代に創立です。「一枚下は地獄ですからね」と先生は普通におっしゃいました。

 

こちらの志望理由などを説明したのち、学校内を教頭先生自ら案内してくださいました。教室は各学科40名がさらに2クラスに分かれるので、一学年4クラス。20名でひとクラスは、小学校の半分くらいですよね。校舎は少々古めですが、なにより掃除がきちんとされています。男子が多い学校だとはおもえません。正直、公立小学校中学校と比べたら雲泥の差です。

 

ある年代から上の人にきけば、水産高校っていうのは荒れているところというイメージが強くあると思います。勉強が嫌いで、でもほかに行くところがなくてしかたなく水産高校に来ざるをえなかった。授業もだから邪魔したり、教室を抜け出したり・・・。まあヤンキーや不良のたまり場ってやつを想像しておりました。けど、2時間学校内にいましたがそんな部分のかけらもないんですよ。もっと暴れたり、ふてくされてる子がいるとおもってたんですが、穏やかでした。これはよい収穫(入学した今では、1クラスあたりの少人数と先生達の目が行き届いていることが大きいと思ってます)

 

説明は教室から、専門授業用の施設へ。最初は食物調理施設。仙崎は高級「かまぼこ」で非常に有名で私も小さいころから「かまぼこ」と言えば仙崎が枕詞でした。どうやら関西方面で有名なようですね。http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/kanko/special_product/

授業の準備をされていた先生が今日は全員でつくるんですよー。と試作品を見せてくださいました。いや、おいしいにきまってるじゃん。無添加できたて!

その後、ヒラメやタイなどが泳ぐ養殖施設での授業の様子や、今年完成したご自慢の潜水練習用プールや体育授業中のグラウンドを経由して、寮も見せていただきました。

 

実は寮は昭和40年代に建ったという年代物だったそうですが、ちょうど先月立て替えたばかり!(HP http://www.suisan-h.ysn21.jp/ryou/linkp12%20oumiryou.html は新しくなってますが、当時私が見ていたのは古い建物のHPでした)

ぴかぴかの全室個室。冷暖房完備。机と畳ベッドもあり、正直自宅の子供の部屋より広くてきれい。おもわず「贅沢すぎる・・・」とつぶやいてました。

 

その後改めて主任の先生と志望理由と、水産高校での生活について話をしました。

子供は大学にいって水族館とか研究員になってという夢を語ると「そういうのだと、大学の海洋学科に直接行くのもいいと思いますよ」「水産高校に来ると、みんなが水産高校を志望してるわけではない。そんな子の中で、自分で自主的に勉強をしないと、勉強ははかどらない。その努力ができないと、卒業しただけでは研究員にはなれないよ。」と、説明してくださいました。

また「きちんと勉強していれば専門的なことを高校のうちに行うので、大学で役立ちます。ただ大学にいくためには普通にセンター試験で受けるのは科目上無理でしょう。国内の公立私立とも海洋学科系には水産高校枠がありますので、それを使うのが一般的ですね。しかし、評点が4.3以上あることが全国統一で基準としているので、3年間きちんと勉強しないと進学は厳しいですよとも告げられました。

私も大学への水産高校枠があることは知ってましたが、評点4.3は4か5しかない通信簿でないと無理。なかなか厳しい点数です。まあ、海洋学科がある大学の偏差値などを考えるとそれくらい勉強できるようになってないと、入った後が厳しいでしょう。

 

先生達にごあいさつをして、学校を後にしました。慰霊碑の前では、式典の準備が始まっていました。慰霊碑に一礼して駅に向かい子供と特別列車「みすゞ潮騒号」にのって山陰本線をゆっくり進みながら、学校に入ったあとのことをぼんやり考えてました。

 (仙崎駅近くの家には、金子みすゞの詩がいたるところに飾られています) f:id:testedquality:20121121152459j:plain

 

 

 

 

testedqualityとはCowboy BebopというアニメのDVDボックスに描かれた造語から。多分品質検査済みって感じ。